税理士選びって意外と難しい!
私は個人事業主として節税や法人化の相談をしたくて税理士さんを探していたんだ。でも、どうやって探せば良いのか意外とわからない( ゚Д゚)。
結論としては税理士紹介サイトを利用して5名の税理士に相談した。最初は都道府県の税理士会や税理士のHPを参考にして探していたけど、みんな似たような内容だし、結局は面談の中から合う税理士を探すほうが早いと思ったからだ。
後で紹介するけど、本当にいろいろな税理士の方がいて楽しかった。
このページは私が税理士を選ぶときに気を付けたことを紹介している。税理士選びは意外と大変だけど、良い税理士に巡り合うことは節税だけでなく事業経営のヒントももらえますよ!
目次
優秀な税理士を選べると経営力がつく!
私が個人事業主(現在は会社代表)として仕事をするときに悩んだのが税務や財務のことだ。事業経営に力を注ぎたいのに税務や財務って思っている以上の時間を取られるから( ゚Д゚)。
事業を経営する上で税務や財務の基礎は学ぶ必要があるけど、本当に深い部分は専門家に任せるのが大切。次々に変わる税法や補助金について経営者がいちいち調べていたら前にすすまないからね。
優秀な経営者なら最も大切な20%に集中して事業を進めることになるはずだ。特に今は顧問税理士がいないという方は、良い税理士に巡り合うと事業が一変するくらいのインパクトがあるよ( ゚Д゚)。
優秀な税理士と出会えると以下の点で事業が強くなります。
- 節税方法に詳しくなる
- 財務会計にかける手間を減らせる
- 強い財務体質を作れる(お金の使い方が上手)
- 経営アドバイスがもらえる
- 資金繰りに強くなる
- 資金の運用力(投資)が強くなる
- 同業他社の成功事例を知れる
まず、節税に詳しくなるのは当たり前ですが、財務会計にかかる時間を削減できて本来の事業にかける時間が増えます。さらに財務体質を見れる税理士は「経営の無駄を見る」こともできるため、経営アドバイスがもらえます。
さらに資金の運用方法や同業他社の成功事例、失敗事例にも詳しいため、経営力が身につきます。
私も顧問税理士に出会ってから同業他者の実体や成功事例、今伸びているビジネスについて情報交換ができるようになりました。ただし、これは優秀な税理士に出会うことが前提であり、すべて税理士にこのようなアドバイスができるわけではありません。
あなたに合った税理士の選び方は?
私の場合、優秀な税理士の方と出会うために、様々な方法を試しました。税理士事務所のホームページをみたり、沖縄税理士会のホームページもみました。
でもどのホームページを見ても、みんな同じようなことが書いてあります。結局、どの税理士に相談したら良いのか分かりませんでした・・・。
そこで私は、税理士紹介サイトを利用することにしました。税理士相談サイトでは、条件を伝えるだけで、自分の要望にあった税理士を絞り込んで選んでくれます。
例えば、以下の項目を伝えるとその要望に合わせて税理士を選んで紹介してくれるのです。
- 税理士にお願いしたいことは?
・記帳代行(会計ソフトへの入力)
・節税対策の提案
・経営のコンサルティング
・融資のサポート - どのような業種か?
- 売上規模はどれくらいか?
- 予算はどれくらいに抑えたいか?
実際にはもっと細かいのですが( ゚Д゚)。
税理士事務所のホームページを見て選ぶよりもあなたの要望に合った税理士と出会える確率はグーンと高くなります。
また、税理士紹介サイトを利用して良かった点として、質問に答えるだけで自分はどのような税理士を探しているのかが明確になるということです。
最初は安ければいいかなぁ~くらいに思っていたのが、やっぱり節税対策は積極的に教えてくれる方がいいなぁ~という要望が出てきます。
(節税について消極的な税理士が多かったので)
優秀な税理士を選ぶために工夫した5つのこと
私が税理士を選んだときは、5つのステップを踏みました。
- 依頼する業務を決める
- 税理士に支払える価格や税理士事務所の場所を決める
- 税理士紹介サイトに登録する
- 無料相談を行う
- 税理士と契約するか判断する(③~⑤の繰り返し)
それぞれのステップごとに決めるべきポイントがあります。
依頼する業務を決める
税理士に依頼する業務には様々なものがあります。
あなたが税理士に相談したい内容は何ですか?
- 税務申告代行
- 記帳代行(会計ソフトの入力代行)
- 決算書の作成
- 節税に関する相談
- 税務関係書類の作成
- 税務調査の立会い
- 社会保険関係の代行(一部)
- 役員報酬の設定相談
- 資金繰り・融資相談
- 事業計画・経営計画の相談
- 社会保険・生命保険相談
- 補助金・助成金相談
実は税理士にも得意・不得意があります。
個人事業主向けの確定申告や法人決算を中心に税務を行っている人と、相続税や補助金・助成金相談を中心に行っている人では業務内容も異なります。
以前、私が聞いた話では普段、法人決算を中心にお世話になっている税理士に相続税関連の相談をされた方がいました。
その際に、税理士の反応や説明がピンと来なかったため、相続税専門の税理士に相談しました。その結果、様々な節税に関する方法を教えてもらい、300万円の節税を行うことができたと話していました。
税理士にも得意・不得意があるため、法人のサポートが得意な人が相続税に強いとは限らないのです。ですから依頼したい業務内容は最初に決める必要があります。
また、依頼する業務内容が決まると税理士に求めることも決まります。特に大切なのは、節税についてしっかりとアドバイスをくれるかどうかです。税理士に相談したいことの中でも多いのが「節税」だと思います。
ただし、節税について積極的にアドバイスをくれる税理士は多くいませんでした。税理士にとって節税方法を教えるということは、ある意味で税務署と敵対することになるため、積極的には教えてくれないのです。節税について積極的な方を見分ける方法は、後で紹介しますね。
私の場合は青色確定申告代行と法人化についての相談がしたかったため、税理士に以下のことを求めていました。
- 節税について積極的にアドバイスする?
- 決算書を参考に経営面のアドバイスもできる?
- 私の事業の業界について知識がある?
- 勉強熱心で最新情報に強い?
- 税理士経験が長い?
- 特定の分野に強い?
特定の分野に強い税理士とは、例えばIT関連の業種やクラウド会計システムに強い方のことです。
IT関連の業種に強い税理士はその分野の節税方法にも詳しく、控除できることや他のIT関連企業の成功事例も教えてくれます。
また、もしあなたがクラウド会計システムを使って記帳しているのであれば、そのシステムを税理士が理解していると話はスムーズに進みます。クラウド会計システムを理解していなくても大きな問題はないのですが、税務調査などが入った時は、クラウド会計システムを税理士が使えないとやり取りに時間がかかるかもしれません。
ちなみに最近はMFクラウド会計やfreeeクラウド会計など、クラウドシステムを活用した会計を見ることのできる税理士が増えてきました。今後、税務処理はMFクラウド会計やfreeeクラウド会計などの会計ソフトが主流となるでしょう。
税理士紹介サイトでは、このような税理士に求めることも記入できるので、あなたなりに税理士に求める能力を整理しておくと良いと思います。
例えば、飲食店運営会社で法人税の会計業務を任せたいのであれば、
以下のような人が良いかと思います。
- 飲食業界の節税方法に詳しい
- 法人税の会計業務に強い
- 飲食業界に詳しい
- 経営面のアドバイスができる
税理士に支払える価格や税理士事務所の場所を決める
あなたが支払える税理士への報酬によって、月に1回の相談や半年に1回、1年に1回の相談などプランが異なります。これは、税理士に相談する内容やあなたの事業規模によっても異なるのですが、大体どの程度の価格で業務を依頼したいのかイメージを持っておくと良いと思います。
また、税理士事務所の場所については、相談回数によっても変わってきます。法人事業の税務会計を依頼して月に1回は打ち合わせを行いたいのであれば、会社の近くが良いですよね。
一方、確定申告の相談や相続税に関する相談などは打ち合わせが多いわけではないので、広い範囲を対象にして選んでも良いと思います。住む地区が近いよりも、税理士の能力で決めた方が良いです。
税理士紹介サイトに登録する
税理士に依頼したい業務や支払える価格などが決まったら実際に税理士紹介サイトに登録します。
税理士紹介サイトは全国で100近くありますが、登録されている税理士もそれぞれ異なります。私の場合は5サイトに登録して5名の税理士に無料相談を行いました。
確定申告の申告代行くらいであれば、1サイトに登録するくらいでも良いと思います。今後、個人事業から法人化を検討している方は、数サイト登録して慎重に税理士を選んだ方が良いですよ。
登録の際は、先ほど検討した依頼したい業務内容などを記載する必要があります。登録後はあなたと税理士をつなぐための紹介アドバイザーから電話がかかってきます。事前に税理士に求める能力なども伝えるため、その能力を持った税理士の方が紹介されますよ。
また、こちらの要望は税理士の方にも伝わっているので、無料相談を行う際も話を進めるのがスムーズでした。
無料相談を行う
税理士との初回相談は税理士紹介サイトを使うことで無料でできます。これは紹介サイトを使う最大のメリットです。
税理士に相談する際の日程調整は担当のアドバイザーを通して行います。税理士と直接調整するわけではありませんでした。
私の場合は5名の方に相談しました。実際に税理士の方とお会いすると本当にいろいろな方がいました。相談した内容は、個人事業の青色確定申告と法人化するかどうかについてです。
5名は多いと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、いずれは法人化したいという気持ちもあって慎重に選びました。本当にいろいろな税理士の方がいて楽しかったですよ( ゚Д゚)。
私の場合は、最終的には5人目の税理士を一目見て「この人にしよう!」と決めましたが、それまではあまりフェーリングの合う税理士がいませんでした。
最終的には今までの迷っていたのは何だったんだと思うくらいあっさりと決まりました。ただこれも多くの税理士と面談したからだと思います。
5名の税理士に相談した体験談
以下に私が無料相談を行った税理士5名のケースを紹介しますね。
税理士無料相談ケース①
誠実タイプ
年配(50代中盤くらい)の税理士で、とても誠実な方でした。私の行っている事業(IT関連)について詳しくはなかったのですが、どのようなお金の流れで事業を行っているのかをしっかり確認してくれました。
どのように収入が発生して、どのように経費が発生するのかを確認し、法人化する際のメリットとデメリットも伝えてくれました。(法人化はまだまだ先になりそうでした( ゚Д゚))
また、仕訳帳や決算書についてもじっくりと目を通してくれました。仕訳帳の曖昧な表記については、確認したり無料相談にも関わらず丁寧で誠実な対応をしていただきました。
私の印象としては、かなり良かったです。ただ、気になったのが節税についてのアドバイスがなかったことと私の行っている事業の内容については理解していなかったことです。
節税については、聞いても家賃や電気代、通信費などあまり参考になりませんでしたし、アドバイスも消極的でした。
また、50代中盤の税理士の方ということで、私の事業(IT関連)とは相性が悪かったのかもしれません。
人柄はかなり誠実で信頼できる方だったのですが、契約までは至りませんでした。私の事業が飲食店経営や店舗経営であれば契約していたと思います。
税理士無料相談ケース②
仕事ができるタイプ
次は、いかにもできる税理士という風貌の方でした。スーツをビシッと決めており、話し方も落ち着いています。東京や大阪にも税理士事務所を構えており、顧問企業数は数百を超える実績のある事務所の経営者でした。
事前に法人化について検討していると伝えていたため(税理士紹介サイトにて)、法人設立資料や税理士報酬説明書なども用意してくれました。
準備がとても良く、説明も丁寧でかなり良い印象です。様々な中小企業をサポートしているだけあって、経営面のアドバイスや資金繰りについてもかなり詳しかったです。
正に、能力が高くて仕事ができる税理士という感じです。ただ、ネックとなったのが事務所の多さです。東京や大阪にも事務所があるということは、この経営者が担当になることは考えにくく、担当によっても能力が変わります。
実際に、1年のほとんどは東京や大阪で過ごしているとのことで、今回は私の住む沖縄に来ていたため、相談することが可能でした。節税、経営のアドバイス、資金繰りのサポートと能力はすごく高いなと思ったのですが、今後顧問契約を交わすとしても担当が変わったりすると、信頼関係が築きにくいなと考えて契約までは至りませんでした。
税理士無料相談ケース③
態度が悪いタイプ
これはかなり印象の悪いケースでした。逆に、いろいろな税理士に相談しておいてよかったと感じさせてくれる税理士事務所でした。
法人として税理士数名で運営している大きな事務所でした。打ち合わせを行った際は、土曜日であったため、オフィスには誰もいません。税理士の方も「土曜日は休みなんですよ」と、いかにも面倒臭そうな感じでした。
話はテキパキとしており、仕事はできそうなのですが、なんだか対応が心ここにあらずです・・・。仕訳帳や決算書もろくに見ないで業務内容を聞くこともありません。
というか早く帰りたくてしょうがない様子です( ゚Д゚)。土曜日に来たのがいけなかったのかな?と一瞬思いましたが、他の税理士の方は休みの日でも丁寧に対応してくれました。何よりも決算書はパッと見ましたが、これと言った感想もなく、アドバイスもありません。
確かに無料で相談しているのではありますが、まったく何の感想もないのでは、今後信頼関係を築いていけそうにありません。
これはダメだなぁ~と早々に切り上げようとしたところ、じゃあすぐできますので、時期がきたら連絡くださいみたいな感じです。何だろうこの上から目線・・・。
私の悪意が入っていて、ちょっと言い過ぎかもしれません( ゚Д゚)。税理士もいろいろな方がいるなぁ~と感じたケースでした( ゚Д゚)。
税理士無料相談ケース④
忙しいタイプ
次はあくせくと忙しい感じの方でした。この方もあまり印象が良くなかったです。話をしてもこっちが落ち着いて話すことが出来ません。最初から「どんな目的で来ましたか?どう考えていますか?」みたいな感じです。
動きも何だがせわしなく、急かされている感じでした( ゚Д゚)。私は雑談とか事業の話からゆっくりとした雰囲気で打ち合わせをしたいタイプです。
実際に、雑談や事業の話の中からこそ、その事業に活きるアイディアも沸いてくるものだと考えています。そして、税理士の方が必要な要件をすべて聞いた後は、「質問ありますか?」みたいな感じでもう契約するよねという雰囲気です。
そのころには、すでに私の聞く気は喪失しておりました・・・(笑)。本題から入ってサクサク話を進めたい方には良いのかもしれませんが、それでは私の事業についての理解や信頼関係を築きにくいと感じました。
ちなみにこの方と面談した時点で、私にとって税理士に求める一番の能力が信頼関係を築いていけることだなと確信しました( ゚Д゚)。
税理士無料相談ケース⑤
私と相性が合ったタイプ
こちらのケースが契約にするに至ったケースです。個人事務所の税理士の方だったのですが、事務所内はシンプルで整理されていて綺麗です。トライアスロンをされているようで(かなりのレベル)、本題に入る前にも楽しく雑談をして、こちらの話もよく聞いてくれます。
落ち着いた雰囲気でこちらの事業にも興味津々です。もうこの時点でこの人にしようと決めていました。実際に税務に関する相談についても丁寧かつ誠実で、節税についてもできることとできないことをしっかりと伝えてアドバイスをくれます。
何よりもIT関連にも強く、私の事業の内容についての知識が豊富でした。仕訳帳や決算書についてもどんどんアドバイスを行いますが、まずは、「これはどうなっていますか?」と確認してから内容を整理し、その後に的確なアドバイスをくれます。
雑談も多く、グーグルの節税の仕方から資産運用の方法まで教えてくれました( ゚Д゚)。正に専門家にアドバイスを受けているという感じで、新しい発見や新しい世界を見ることが出来たという感じです。さらに後日、メールで法人化するために必要な書類を送ってくれました。
行政書士が必要であればいつでも相談にのりますとのこと。無理に契約に結び付けることもなく、無料にも関わらず親身になってアドバイスをくれました。信頼できる人だと感じました!
結局は私は5名の税理士に無料相談を行ってやっと納得のいく税理士を探すことができました。税理士には大切なお金の管理や事業の相談もしていきたいと考えていたので、慎重に選びましたし、それだけの価値がありました。
私が5名の税理士と無料相談を体験して分かったことは、「私にとっては信頼関係が1番大切だな」ということです。信頼できる方との雑談の中で、節税方法(グーグルの( ゚Д゚))や資産運用の話まですることができました。
ちなみに資産運用方法でリスクが少なく、年利も高く(3~5%)、現金化しやすく、将来的な価格上昇を見据えた上で最も良いものは沖縄の軍用地保有だそうです( ゚Д゚)。
管理がいらず、国に土地を貸し出すという強いメリットがあるそうです。私はまだまだ買えませんが、いつか買うぞ~!
その他にも株や不動産のメリット、デメリットなども教えてくれました。税理士の先生、あなた実際の本業は何なのでしょうか?という感じです( ゚Д゚)。
相性の良い税理士と話すと、こんなにも面白い情報がもらえるのかとビックリしました( ゚Д゚)。
税理士を選ぶときは、あなたなりの基準があると思います。価格の安さかもしれませんし、信頼関係かもしれません。業務の速さや経営面のサポート力かもしれません。
何度か無料相談をしてくと、自分はどんなことを求めているのかが整理され、どんな税理士と相性が良いのかも明確になっていきますよ。
あまりにも多くの方と面談する必要はないと思いますが、3~5名の税理士の方に相談して相性の良い方を探すのがおすすめですよ。
税理士との無料相談で大切なポイントは?
そこで私が税理士の方に相談した際に、大切だと思ったポイントを5つ挙げておきます。
あなたが税理士の方に相談される時の参考にどうぞ!
- 雑談ができる
- こちらの業務内容に関心がある
- 節税についての説明がしっかりしている
- 話をしっかりと聞いてくれる
- 内容を整理してからアドバイスをくれる
- 専門知識がある
- 相談したら返信が早い
特に節税については、積極的な税理士と消極的な税理士がいます。節税はしっかりと対策すれば数百万単位で変わってくる可能性もあります。
節税について積極的な税理士かどうか判断するポイントとしては、「私の会社、業種において、どのような節税方法がありますか?」と聞いてみると良いと思います。
このときに「節税と言ってもいろいろありますからね。保険とか業務の外注化とかですね。」というような曖昧な回答しかできないようではアウトです。
「この業種であれば、これこれこれの節税方法があります。以前サポートしていたこの業種の会社では、このような節税方法も行っていました。節税に関してはしっかりと提案してサポートしますよ。」というような回答が得られると良いですね。
何だか面接みたいですね( ゚Д゚)。
ちなみに節税についてしっかりと説明してくれる税理士の方は大きい税理士事務所よりも、個人事務所として行っている方が多かったです。
(あくまでも私の場合ですので、参考程度に)
大きい事務所は何だか忙しそうで、こちらの話をあまり聞いてくれません。また、アドバイスもなければ雑談もありません。大きくなると業務も忙しいのかもしれませんね。小さな個人事業主には構っていられないのかもしれません( ゚Д゚)。
個人で行っている方は、話をゆっくりと聞いてくれる余裕があり、信頼関係を大切にしているのが伝わってきました。実際に、業務内容に関する雑談や関係のない話から、「これは経費にできますよ」や「こんな方法でも節税対策ができますよ」みたいな話に発展していきました。
雑談を大切にしてくれる税理士の方は、個人で行っている方に多いなという印象でした。
大きい事務所と個人の税理士についてメリットとデメリットは以下のような感じです。
大きい事務所
メリット
- 経営相談も期待できる
- 抱えている案件が多いのでノウハウが多い
- 人材が多く、複雑な事案にも対応可能
デメリット
- 顧問料が一般的に高い
- 担当によってサービスの質が異なる
- 対応は事務的の場合もある
小さい事務所
メリット
- 信頼関係を大切にする
- 個人事務所を運営できるほどの実力がある
- 顧問料が一般的に安い
デメリット
- 案件が少ないためノウハウが少ない
- 経営面の相談については弱い場合もある
- 留守が多く、急な相談に対応できない
とは言っても、結局は人と人の関係ですので、事務所の大きさよりも相性の方が大切だと思います。あなたと相性の合う税理士が見つかると良いですね。
税理士と契約するか判断する
税理士との無料相談を行った後は、契約するかどうかの判断や面談した感想を税理士紹介サイトに伝えます。
税理士と契約を行うにせよ、行わないにせよ税理士の方には税理士紹介サイトの方から結果の連絡がいきます。
ここで契約が決まればめでたしめでたしです。もし契約が決まらなければ、他の税理士を探すことになります。
ちなみに契約まで至らなかった場合はどこに理由があったのか聞かれます。税理士紹介サイトでは、税理士を紹介して契約が行われることによって報酬が発生します(その税理士から報酬がもらえる仕組みのようです)。
そのため、契約をしっかりとれる優秀な税理士を紹介する傾向があるようです。特に、税理士紹介サイトのコーディネーターと税理士に対する要望を話したり、実際に面談することで「自分と相性の良い税理士」が明確になりますよ。
あなたも優秀かつ相性の良い税理士を見つけてくださいね!
そしてお互いに事業をしっかりと育てていきたいですね!